2009年1月31日土曜日

考案についての雑記

今日,子ども向けにトランプを使って四則計算(+,-,×,÷)の練習をできるトランプゲームをふと思いついたのでドリルのブログに記事にしてみました.私は,エンジニアで特許も絡む(新規考案)開発・研究を得意としていて,ふと思ったことが有るのでちょっとメモ.

特許というのは,だいたい案を思いついてある程度(実験的に)効果が有る場合,先願の有無を調べることになるのですが,絶対に誰もやっていないだろうと思われる,ど新しいことをやっていても案外似たような概念や先願や同時期に似たような出願があって広くとれないことが多いんです.自分で発明したことは確かでも,先願があると特許にはならないので,先願の応用を取らなきゃいけないことになっちゃうんですね.

ベルによる電話の発明も数時間違いで,ほぼ同様の出願がされていたとか.よく一般的に言う,世の中にない新考案は,世界でおよそ3人以上が似たようなことを考えていると.

冒頭のトランプゲームを考案したといっても,トランプ類の歴史は長いし,こうしたアナログには,調べていませんが先例はおそらく5万と存在するはずと,まあ職業病でしょう,ふと思ったわけです.ですから,ゲームの名前は付けないことにしました.

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